エックスサーバーは、このたび、nginxフロントエンドを全面的に採用した模様。 この変更によって、WEBサーバーが最初に応答するのは、nginxとなり、その後ろ側に、Apacheデータベースサーバーは、local接続のSSD採用サーバーといった構成となった。
この変更により、爆速サーバーを期待する向きもあるのだが、今のところ、それほどの速度向上にはつながっていない模様だが、同時アクセス数が増加傾向にあるページを立ち上げているユーザーにとっては、朗報と言って良い構成となっている。 php7.x.x + OPCacheを既に導入しているユーザーの体感スピードはそれほど変わらないが、これを同時アクセス数が100とか、500とかまで増加したときに、真価を発揮する。nginx特有のCacheクリアの問題は、特に発生することがなく、おそらく、Temporary Cacheのみか、あっても、数秒程度のCacheが設定されているものと見られる。
もちろん、エックスサーバーをバックエンドサーバ-として、他のVPS上に、nginx Cacheサーバーを置けば、爆速となるが、どうせなら、エックスサーバーのみで#50 Page/sec程度の速度が欲しいところだ。
とりあえず、紆余曲折はあるものの、同時アクセス数あたりのサーバー負荷は、概ね1/20程度に激減すると考えられるので、リソースに大幅な余裕が出来ることは、期待して良いと思われる。 また、年内~年始を目処に、ALL SSD化の計画があるので、それまでの間に、nginx周りの最適化とユーザーCacheの開放などが実施されると、間違いなく爆速系のサーバーになると思われるので、そこら辺は少し期待しておきたいと思う。
現在のアクセススピードは、php7.1.x系+OPCache,mod_speedを全て適用した時に、#15 Page/sec程度の速度で、同時アクセス数を増加させた場合に短時間Cacheが有効に鳴った場合には、#50 Page/sec程度に達している。
以上のようなことから、nginx+TemporaryCacheのみの動作に近いので、これに加えてユーザーCacheが有効になれば、概ね同時アクセス数100程度で、#100 Page/sec前後の性能が出ていると考えられる。 現在のところ、ベストチューニングとは言えない傾向で、nginxの採用で一部のアクセスが低速化してしまっているので、そこらへんのところのチューニングを是非実施してもらいたいものと思うう。
総じて、今回の変更は改悪とまでは行かないが、少し期待はずれであった。
次回以降の改良にきたいしたい。
Last Updated : 2019-05-20
エックスサーバーがnginxに対応!!
エックスサーバーは、このたび、nginxフロントエンドを全面的に採用した模様。
この変更によって、WEBサーバーが最初に応答するのは、nginxとなり、その後ろ側に、Apacheデータベースサーバーは、local接続のSSD採用サーバーといった構成となった。
この変更により、爆速サーバーを期待する向きもあるのだが、今のところ、それほどの速度向上にはつながっていない模様だが、同時アクセス数が増加傾向にあるページを立ち上げているユーザーにとっては、朗報と言って良い構成となっている。
php7.x.x + OPCacheを既に導入しているユーザーの体感スピードはそれほど変わらないが、これを同時アクセス数が100とか、500とかまで増加したときに、真価を発揮する。nginx特有のCacheクリアの問題は、特に発生することがなく、おそらく、Temporary Cacheのみか、あっても、数秒程度のCacheが設定されているものと見られる。
もちろん、エックスサーバーをバックエンドサーバ-として、他のVPS上に、nginx Cacheサーバーを置けば、爆速となるが、どうせなら、エックスサーバーのみで#50 Page/sec程度の速度が欲しいところだ。
とりあえず、紆余曲折はあるものの、同時アクセス数あたりのサーバー負荷は、概ね1/20程度に激減すると考えられるので、リソースに大幅な余裕が出来ることは、期待して良いと思われる。
また、年内~年始を目処に、ALL SSD化の計画があるので、それまでの間に、nginx周りの最適化とユーザーCacheの開放などが実施されると、間違いなく爆速系のサーバーになると思われるので、そこら辺は少し期待しておきたいと思う。
現在のアクセススピードは、php7.1.x系+OPCache,mod_speedを全て適用した時に、#15 Page/sec程度の速度で、同時アクセス数を増加させた場合に短時間Cacheが有効に鳴った場合には、#50 Page/sec程度に達している。
以上のようなことから、nginx+TemporaryCacheのみの動作に近いので、これに加えてユーザーCacheが有効になれば、概ね同時アクセス数100程度で、#100 Page/sec前後の性能が出ていると考えられる。
現在のところ、ベストチューニングとは言えない傾向で、nginxの採用で一部のアクセスが低速化してしまっているので、そこらへんのところのチューニングを是非実施してもらいたいものと思うう。
総じて、今回の変更は改悪とまでは行かないが、少し期待はずれであった。
次回以降の改良にきたいしたい。