S@@SeSをためらっていた理由

S@@Ses Osukini Server LT使用感

実際のところ、VPS運用というのは、手間暇がかかるもなのだが、複数のサーバーを所有するとそれなりの恩恵が受けられると考えるわけなのだが、安価で快適なサーバーを見つけようとすると、やはり、当たり外れがある。ここSaaSesにも、いろんなサービスがあって、大まかにはOsukini ServerとOsukini Cloudがある。Industriaという法人向け専用の格安プランがあるが、個人では入れない。
そんなことなのだが、これまで検討対象に入れてなかったのは、オスキニ・サーバーのオスキニというニュアンスが、どうも、京都系のニュアンスがあって、馴染めなかったためで、個人的な好みの問題なのだが、やはり、ITは東京、産業は関西というような、なんとなく魅力が感じられないネーミングそれと、「ソラ箱」というなんともセンスのないネーミング。そんな事で、「ソラ箱」をメインのクラウドストレージにしたいとは思っていなかった。(しかし、よく調べてみると、東京にあるんですね。)
初期費用3,000円が伴うものの、月間費用450円は、DTIのServersman:490円、GMOのServerQueen:480円と比較しても、サーバーレスポンスは、良い方に属し、保証メモリーが512MBでストレージ容量が50GBというのは、WebServerとネットストレージを両立できるので値頃感がある。

そんなことで、試しに少し使ってみるかな。と、契約してみたんだが、最初は試用期間の存在も知らずに、良ければ継続しようとそんな気持ちで契約したのだが、実質、2週間、最大で1ヶ月の試用ができる。支払いは、最初の2週間以内に支払うことになるが、実際に課金されるのは、その月の翌月1日を以って正式契約に入り、その翌月の請求になるので、なんとも、せっかちなCPIのCloudCoreVPSやさくらのVPSのような割引適用によるしばりが今までのうちで最も少ないサーバーと言っても良い。
よくわからないのは、1回目の請求が行われる前に、解約したら、どのような扱いになるのか。ちょっと悩ましい面もありそうなのだが、トータル面で意外と使えるサーバーであることが分かった。(2012-3-20現在)

現在、いろいろと、機能を拡張中といったところなので、構築例などのレポートが、ぜんぜん間に合っていないが、せめてやってみたことくらいは、記載しておこうと、思いつつ、活動記録の方に、実際に動作させることのできた内容を書き留めてあるので、やってみたい内容があれば、実際に動作しているというような位置で参考にしてほしい。

一ヶ月たって、その使用感なのだが、サーバーレスポンスそのものは、DTIのServersmanシリーズの同価格帯からすると、雲泥の差で、これまでに、極端にレスポンスが低下したのは、実質1回程度でこれも、トラブルによるものだったので普段の運用には、全く支障がないと思って差し支えないと思う。

4月30日までは、初期費用無料というキャンペーンをやっているようなので、この機会に検討してみるのは、おすすめである。この機会にもう一契約と考えてしまいそうな魅力的な商品だと思う。
まあ、正直なところ、ユーザー数が増えすぎてレスポンスが悪くなるというようでは、困るが、いまのところ大丈夫のようだ。

また、サービスとしては、大変良心的で、サポートもしっかりしている。ただ、試用期間や、課金タイミングなど、他のサービスにはない助長性が存在しているので、これに関しては、わかりやすく明示したらいかがかなと思う。
まずは、無料の「ソラ箱」への登録を行えば、無料有料に限らず、サポートラインの確保ができるので、迷っているようなユーザーは、一度、無料登録をして質問してみると良いのではなかろうか。

バックボーンは、50Mbpsということになっているが、CPI CloudCore VPSの100MBpsよりもむしろサーバースペックの分だけサクサク感がある。

少しだけ、欲を言うと、サーバーのイメージバックアップ機能が付加されたら、現在では、ほぼ、完璧な格安サーバーなのになあ、と、少し惜しいサービスであることも事実だが、総合的に見て、悪くないサーバーではないだろうか。(ServerQueenには、バックアップ機能があるが、もっさり。)

まずは、筆者の定番のサーバーになるか、今後に期待しつつ、しばらく使ってみたいと思っている。