AbemaTV Proxy経由試験(その5)

AbemeTVがProxy経由でみられないのは、公式見解としてはお約束なので、そこを何とかして、海外から見られるようにしたいという記事や、対応機器までもが売り出される始末なので、そこら辺は、飯ネタなのだから、詳しくはそちらをご覧いただくこととして、前回までにプロキシ経由や、VPS経由で見られないと、クラウド型VPNを組んでいるような社内LANや、Soft EtherでVPNを組んで使っているユーザーにとっては、不都合極まりないというところを、強調しておきたいと思う。2017年6月1日現在の公式見解はこのように、プロキシやVPNを経由すると視聴できないと言うことになっていて、この表現では、日本国内から、日本国内へのVPNやプロキシを経由すると、視聴できないという理解になってしまう。
場合によっては、クラウドサービスを利用して、社内VPNを組んでいるユーザーは、漏れなく全員AbemaTVを視聴できなくなるので都合が悪いと言う意味で、プロキシ判定にIPアドレスフィルタリングを使っているのは明らかなのだが、その判定用のIPアドレスが、クラウドやVPSが含まれるような設計では都合が悪いというのが、本来の目的であった。

まあ、小難しい事は抜きにして、とりあえず、今回は、アメリカの友人がLos AngelesやSan Joseからでも何もしなくても見られたと言っていたので、へー、やっぱりIPアドレスフィルターだったんだねぇ。と思ったわけである。よく訪ねてみると、海外で、キャリアのローミングサービスを経由すると、問題なく視聴できると言うことらい。
ソリャそうだよねぇ。と、思ったのだけれど、いったいどんだけ費用を使ってAbemaTVを視聴していることやら、と考えると、胸が苦しくなるなあ、と思った。

そこまでの中毒症の方々の為に、そんなことしなくても、もっと安価に視聴できる方法だけを公開しておこうと思う。

その方法とは、先にも書いたように、現在のところ、IPアドレスフィルタリング方式なので、ちょっとした海外旅行や海外への中短期滞在の場合にも、安価に視聴する方法は以下。

Wi-Fi経由でもともと住んでいる日本の自宅へVPN接続すれば良い。

ここらへんの放送権や視聴権はグレーゾーンなのだが、例えば、AbemeTVの正規ユーザーであるなら、必ず日本国内のユーザーなのだから、日本のVPNを経由しても、見られても良く、もう少し言うと、Google Play課金方式なのだから、課金ユーザーの国籍は、Google Account経由で確認出来るので、このようなユーザーは、なにもしなくとも、自由な視聴ができるべきと思うのである。

一方、このような方法に対する需要は、考えていたより、ずっと多いということらしい。
現在は、AbemaTV側も、IPアドレスの緩和を暗黙的に行っているようで、現在は、有名所の日本国内のVPSを経由しても、IPアドレスで跳ねられる事はなくなっており、IPアドレスが緩和されたのが、おおよそ、2017年の7月下旬程度だから、もう少しで、3ヶ月となるので、重大な問題がなければ、このまま継続されものと思われる。

— 以下、おまけ —
San JoseのやLos Angelesのようなアメリカ西海岸地域から何もしなくても視聴できた?って、やっぱ、モバイルデータローミングを使った場合だけ・・・・だよね。
と気になったので、Los Angelesのサーバー経由で視聴してみたが、やっぱり視聴は出来ないみたいだね。
簡単に言うと、通信自体は継続的に観測されているので、[mp2t]パケットの受信だけが出来ない仕組みになっていて、トップページやタイトル情報へのアクセスは可能なようだ。
このパケット送信許可の判定を、Google Accountが確認できるユーザーに対しては緩和されれば、なお良いと思うのだけれど。。。
つまりは、半分公共放送的なあつかいなのだし、CMも流れているわけで、課金ユーザーはAbemeビデオと言う形でCM挿入のないエンドレス再生ができるので、国内ユーザーであるなら、視聴率が増えたほうが本来は望ましいのだから、今後サーバーが増強されれば、何も制限する要素は見当たらないと思う。
まあ、時間の問題だろうね。たぶん。

それから、Wi-Fi環境でダウンロードしておいて、外出先でも、モバイルデータ通信を使わずに視聴できるといいなあと思うのは、贅沢だろうか。。ここらへんの対応は、IP緩和以上に是非とも実現してほしいものと思う。
今後に期待ってことかな?

ってぇ~ことで、それではまた。

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