AbemaTV Proxy経由試験(その4)

AbemaTV IPアドレス緩和か!

Proxy経由でのAbemaTV視聴は、アナウンスどおり制限されているのだが、問題は、国内のVPSサーバーまでもそれの対象に入っていたため、これまでは、クラウド型VPNを組んでいるネットワークの実質的な出口アドレスが、対象のIPアドレスだと、意図せずに、AbemaTVの視聴が出来ないことがあった。

前回の記事を書いた7月の時点では、対象となっていたIPアドレスからのアクセスが出来ない状態であった。8月31日現在で、そのIPアドレス制限が緩和されている模様で、前回に試験した国内VPSを経由してAbemaTVの視聴が可能となった。あくまでも、一時的なものなのかも知れないが、これで、Proxy制限は、IPアドレス判定型のフィルター方式であるらしいことがわかった。

世の中を騒がしているJアラートと何らかの関連があるのかもしれないが、視聴者数を増加させる施策を講じていることはなんとなく確からしい。

相変わらず、海外からの直接アクセスでは、視聴できないが、表示されるメッセージも若干変わり、英語表記のSorry,…within JAPAN Onlyのメッセージも表示されなくなっている。おそらく、これが本来のサービスという位置づけであってほしいものと思う。
なんとなく、試験運用のような気配があって、従来のように、AbemaTVをつけっぱなしにして、寝落ちてしまっても、一定時間経過後には、自動的に配信を停止する仕組みづくりをしているような所が見受けられることと、CMなどのシーンチェンジに対する動作が不安定になっており、IPアドレス制限を緩和する代わりに、暗黙的なトラフィック制限を実施しているような感じはある。

ただ、IPアドレスが緩和されたのは、ある程度の進歩ではないかとの見方もあるので、今後の動向に注目していきたいと思う。

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