いわゆる匿名串をつくりましょう。
「漏れ漏れくん判定」の記事で扱ったsquid proxyを作って匿名化すれば、問題ないのですが、世の中のプロキシ判定というのは、いろいろな手法があるので、とりあえずリバースサーチされた場合の回避テクニックとしては、以前に書いた手法で大丈夫である。
・プロキシ判定の実際
- 標準proxyポート「3128」を使わないで、他のポートへ移行する。
- Proxy接続応答で、エラーを返さないように、iptablesなどでポートを塞ぐ
- もちろん、匿名串にする
- www:80,443 , FTP:21,20 , DNS 53 などの、サーバー特有のポートを全て塞ぐ
- 逆引きドメインが、独自ドメインで応答し、ホスティングドメインで応答しない
以上が、基本ですが、これでも、場合によると、「あんたは、プロキシ経由だよ!」と言われることがある。
このようなサーバー判定は、もはや、上記のプロキシ判定の範疇の話ではなく、要は、VPSを運用しているホスティングサービスの、IPアドレスをブラックリストとして登録した上で、国内、国外のIP-Addressを区別すれば、簡単なので、そのような方法で、独断で、このアドレスは、ホスティングサービスアドレスだから、Proxyであると判定するのである。
まともなproxy判定をしている前者と異なり、IPアドレスさえブラックリストに無ければ、”Proxyではない”と判定されるので、このようなサーバーの場合には、対応は比較的簡単である。
つまり、インターネットサービスプロバイダーの割当てられたIPアドレスであれば、プロキシ経由であろうが、VPN経由であろうが、まず、Proxy疑惑がゼロになると言う仕組みである。
どうも、AbemaTVの場合は、後者のIPアドレス判定方式をとっていると思われる。
逆に言えば、せっかく、匿名串を作っても、VPNを作っても、出口アドレスが、ブラックならアウトなのである。
どうしても、どうしても、海外から、AvemeTVを観たいよーという方々は、日本に居る限りそれほど多くはないとは思うのだけど、国内ユーザーでも、大手のホスティングサービスを経由すると、AbemaTVが見られなくなってしまうというのは、いかがなものだろうかと思うのである。
結論は、proxyを経由しようが、VPNを経由しようが、IPアドレスさえブラックでなければ、問題なくAbemaTVの視聴が可能なので、本当に、どうしてもなユーザーは、お試しになると良いだろう。
方法を書くつもりだったが、変に対策をとられるとややこしくなるので、やめておく。
たぶん、ここまで書けば、聡明なユーザーならば、概ねの察しがつくことだろうと思うからね。
そこまでして苦労して観たいと思うかは、別の話なのだが、望ましくは、AbemaTVが、IPアドレス緩和をするのが、最も良いわけなのだが。。
少し付け加えると、Proxy判定に引っかからないProxyサーバーもあるとの報告があるので、ラッキーならば、まだブラックになってないホスティングサービスIPアドレスが存在するみたいだね。セカイVPNは軒並みアウトらしいけど。
このくらいの不完全な制限なら、しないほうがマシということだね。
私も、接続できるProxyサーバー持ってるから、何らかの都合があるのでしょうね。
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