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AbemaTVを観るのに必要な容量

無料インターネットTVを視聴するのにそれだけのデータを必要とするのだろうか。
少し気になったので、調べたのだが、公式ページでは、明確な数値が公開されていない。どうも、デバイスや通信環境によって動的に変動しているためなのだが概ね標準な環境で測定を行ってみたので、まとめておきたいと思う。

視聴モードとビットレートに関して
視聴モード BitRate 30分 1GB 3GB 6GB
最高画質 4.5 Mbps 1,013 MB 30 91 3.0 時間
高画質 3.0 Mbps 675 MB 46 2.3 時間 4.6 時間
中画質 1.5 Mbps 338 MB 91 4.6 時間 9.1 時間
低画質 1.0 Mbps 225 MB 2.3 時間 6.8 時間 13.7 時間
最低画質 500 Kbps 110 MB 4.7 時間 14.0 時間 28.0 時間

表の見方、各視聴モードでの、概ねのBitRate(目安)と、そのモードを30分視聴した場合の通信容量、容量別にみた、視聴可能時間をまとめた。(モード毎に、5分間視聴した時の総通信量から計算)

例えば、モバイルデータ通信の場合、自動モードで低画質~中画質となるので、通信環境が良い場合には、中画質での視聴となる。この場合、上表より、中画質の行を参照すると、約1.5Mbps帯域となり、30分視聴すると、338MBを消費、また、契約プランに合わせて、1GBでは、91分、3GBでは4.6時間の視聴が可能という工合にに参照する。

こうして眺めてみると、1日30分の視聴を月間20日程度視聴するためには、6GB前後の容量が少なくとも必要となり、最低画質モードを指定して見た場合でも、2GBほどの容量が必要となる。これだと、通勤電車内で、行き帰りの合計で60分を想定すると、最低画質モードでも、月間、4GBを消費する計算になる。

また、5インチクラスのスマートフォンで視聴する場合の、概ね満足できる画質が、低画質程度で、音質に関しても、このモードから上のモードを指定すると、ステレオ再生となるので、最低限満足が出来るモードは、低画質モードではないかと思う。しかし、これを自動モードで視聴すると、中画質モードが選択されてしまうので、1日1時間を20日続けると、それだけで、約24GBを見込まねばならない。

移動しながら好きな番組が視聴できるというのは、嬉しい反面、Wi-Fi環境ではない場所での視聴には、かなり無理がある。

一方、最低画質を例えば、250Kbpsや、200Kbpsの通信帯域でも観ることができないので、低速無制限モードをサポートしているOCN,FreetelのようなSIMを使っても、最低画質モードの帯域には及ばず、YouTube動画で言うところの、144p(約、0.24Mbps)のような動画視聴も不可能なので、通信環境が悪化するラッシュ時に、1Mbpsを見込んだとしても、高速モードで低画質モード(約1.0Mbps)を選択する以外、良さそうな視聴方法がない。

概ね、週1で帰省する単身赴任族が、電車の中で、2時間程度視聴するというスタイルで、月間、8時間、容量にして、低画質モードで、3GB強という使い道が、せいぜいなのではないだろうか。

可能であるなら、ダウンロード再生や、最低画質モードが、200Kbpsで見られるような工夫が無いと、普段の外出時に気軽に視聴するという感じにはならないのではなかろうか。

また、パソコンでの再生では、Chromeを使っても、HTML5相当の再生が選択出来ないようで、最高画質での視聴を明示的に指定することができず、パソコン環境に大きく影響されてしまうので、充分に高画質な視聴には、解像度の高いタブレットなどを使い、専用アプリから視聴する必要がある。

こんなのケータイじゃ無いじゃん!

何考えてると、こんなケータイになるんだろうね。

ご存知FreetelのMUSASHIなわけだけど、パカパカのケータイでスマホの機能が使えたら、いいのにねって?
確かにそうだけど、このサイズ、ディスプレイが、4.0インチもあるんだよね。ただ、スマホとしては、画面小さいし、ガラケーとしては、デカすぎる。

このサイズのスマホなら、XPERIA Z3 Compactでさえも、4.6インチの液晶を搭載してるんだが。。

念の為に、Z3 compactと比較してみた。

Freetel MUSASHI SONY XPERIA Z3 Compact
CPU MSM6735M Quad Core 1GHz Snapgragon 801 Quad core 2.5GHz
RAM 1GB 2GB
ROM 8GB 16GB
OS Android 5.1.x Android 4.4.x (5.1update)
サイズ 123 x 63.1 x 17.6 (mm) 127 x 65 x 8.6 (mm)
重量 161(g),198(g) どっちか判らない 129(g)
ディスプレイ 4.0” 800 x 480 (WVGA) x 2 4.6” 1280 x 720 (HD)
Wi-Fi 802.11a/b/g/n 802.11a/b/g/n/ac
メインカメラ 800万画素 2,070万画素
サブカメラ 200万画素 220万画素
Band 3G/Band 1,19,8
4G/Band 1,3,8,19
3G/Band 1,5,6,19
4G/Band 1,3,19,21
バッテリー 2,000mAh 2,600mAh

※重量は、PR記事に誤りがあったようで、正しくは198(g)のようです。現在は修正されています。
アイデアとしては、悪くないのだが、詰めが甘いですね。
価格の面で、比較するのは酷なんですが・・

少し前に出た、ちっこい端末の完成度を上げる路線のほうが、人気が出たと思ってしまいそうです。

ハードキーはBlueToothとして、着脱可能としたうえで、ハードキー単体に、小さなディスプレイを付るとか、そういうことは考えなかったんでしょうかね。
ま、電池の問題はあるので、難しいんでしょうけど、ダブルバッテリーで本体に付けておくと充電可能とすれば良いだけじゃないのかな。