Osukini Server試用中

S@@Ses Osukini Server LT

SaaSesは、これまで、「ソラ箱」などのネットストレージでのお付き合いだったが、あまり使い勝手が良くなくて、放ったらかしにしてあったのだが、少し前になるのだろうか。WebUIが改良されて、割合使えるかなーと思っていた。
そんなとき、IndustriaというVPSが激安で登場したのだが、これは、法人契約でないとダメということで、同社のOsukini Cloudあたりが、お勧めですということなのだが、価格的には少々高く、値頃感があるものの、Osukini Server LTのXenベースで完全独立サーバー、しかも、メモリー容量が、512MB、ストレージ容量が、50GBとレンタルサーバーで考えると、CPUスペックとしては、劣るかも知れないが、Firebirdなどの月額525円と比べたとしても、Ssukini Server LTでは、「初期費用3000円」+月額450円で使えるので、単なるストレージ的な使い方が出来るだけでも、そう悪くないサービスかと思い、契約してみた。現在、試用期間ということで、概ね1ヶ月の試用期間が、設けられている。3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月契約を選択できるが、価格は変わらない。

使用感では、同価格帯に属する安価なVPSの中では、速度的に、昔ほど悪いといった印象は今のところない。
ただ、ここのサーバーでは、さすがに、初期費用無料というわけには行かず、初期設定費が現在、3,000円なので、1年目は、少し割高である。

むしろ、悪評が高かったServersmanも、現在では緊急メンテナンスを実施して、カーネルバージョンアップを実施したためか、ハードウェ調整を行ったったためか、ターミナル操作でもたつく(固まる30秒くらい)ということは、なくなって、ネットスピードは、ハードウェアのボトルネックがなければ、早い方に入る。

サービス名 初期費用 月額 HDD Memory 1年目 2年目
(円) (円/月) (GB) (MB) (円/月) (円/月)
Osukini Server LT 3,000 450 50GB 512 700 450
Serversman Entry 無料 490 10GB 256(1G) 490 490
ServerQueen QV mini 無料 480 10GB 256 480 480
Firebird(レンサバ) 1,050 525 50GB (12GB) 613 525

※2012/02/03現在 キャンペーン価格ベース

一年目は初期費用が乗るが、2年目以降を考えると、VPSとしては、ServerQueenに並ぶ価格帯である。
ServerQueenのメモリーは少ないように見えるが、リソース保証なので、完全仮想化サーバーで言うところの、概ね512MB程度の印象であり、Serversman Entryは、保証メモリ256MBで最大1GBまでとなっている。

ネットワーク接続性としては、なんとも言えないが、現在、メンテナンス後の速度では、Serversmanが早く、ServerQueenの実効スピードは、本当はそう遅くは無いのだが、拠点が日本国内に無いこともあって、レスポンスでは、多少もたついた感じがある。

まあ、容量的に見れば、Osukini Server LTとなるが、ServerQueenでは、標準でバックアップ機能が付いているので、実験用には最適である。
VPSの位置としては、おそらく、まともに、Webサーバーを期待して契約するユーザーよりも、UNIXなどの学習や、環境の実験用に使われることが多いと思われるので、どちらかというと、少しもっさりとしたところがあるServerQueenもある意味、捨てがたい存在ではないだろうか。

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