データベースの準備
# mysql -u root -p
Enter password:
-- 中略 --
mysql> create database user01_wp character set utf8;
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)
一般ユーザーを作る
user01_*というワイルドカードのデータベースへのアクセスを許可するuser01というユーザーを作る。
CREATE USER 'user01'@'localhost' IDENTIFIED WITH mysql_native_password;
GRANT USAGE ON *.* TO 'user01'@'localhost';
SET PASSWORD FOR 'user01'@'localhost' = password('new-password');
GRANT ALL PRIVILEGES ON `user01\_%`.* TO 'user01'@'localhost';
これで、user01が、user01_wpへのアクセスが可能になる。
WordPressの最新版をインストール
最新のWordPressをダウンロードして/var/www/htmlへ配置する
# cd /var/www/html
# wget -O - 'http://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz' |tar zxf -
これで、wordpressというディレクトリ内に最新版のWordPressが展開される。
このままでも良いが、html直下に移動しておく。
# cd /vae/www/html/wordpress
# mv * ../
# cd ../
# rmdir wordpress
WordPressが走るまで~最短コース~
細かい事は、必要ないのでとりあえずWordPressが動くまでを簡単に実施したいという人向けです。
VPSを借りると、まずはお決まりの儀式をしなくてはならない訳ですが、それも飽きてきたなあという人向きの記事です。モデルは、CentOS 6.x.x向けです。
まずは、何もないところから、WordPressを最小限で走らすための設定。
以上の操作で、MySQL DBまでのインストールが終了しましたので、その確認を行います
ここでは、まだ、MySQLdは走らせません。
必要に応じて、InnoDBを無効化したい場合には、この時点で/etc/my.cnfを編集して、以下を追記しておきます。
後からだと、InnoDBテーブルが出来てしまうので、面倒です。
my.cnfの調整 # vi /etc/my.cnf [mysqld] 中略 skip-innodb default-storage-engine=MyISAM #query_cache_limit=1M #query_cache_min_res_unit=4k #query_cache_size=24M #query_cache_type=1 :wq!
この段階で、MySQLdを走らせることが可能なので、初期パスワードなどの設定をします。
とりあえず、WordPressの走行環境までをざっとインストールしてしまいましょう。
ここまでの操作で、必要な物は全て整いました。
とりあえず、Apacheを起動して、アクセス可能かどうかを確かめておきます。
自分のサーバーにhttp://domain.name/とした時に、Apacheの初期画面が表示されればOKです。
それでは、いよいよ、WordPressをインストールします。
WordPressの最新版をインストール
インストールは、これで、完了しているので、後は、http://domainName.tld/ などとしてアクセスすれば、WordPressのインストール画面へと遷移する。
ここで設定するのは、先のuser01_wpへ、user01でアクセス出来るようにする。
データベース名:user01_wp
ユーザー名:user01
パスワード:new-password
データベースホスト名:localhost
テーブル接頭辞:wp_
後は適宜に。
最短コースのつもりで、仕上げてみたつもりなのだが、なんとなく、まだまだ、やることが多すぎる感があるが、上から順に実施していけば、そこそこ最新のWordPress環境が整うハズ。
後は、ここでは触れないが、php-opcache,php-apcuあたりをインストールしたり、必要に応じてphpMyAdminあたりをインストールすれば、より快適になる。
とりあえず、サーバー借りたけど、マンドクサという場合には、ある程度役に立つと思うのだが・・・